第 10 惑星関連

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来年の夏、2006 年 8 月 14 日~25 日にチェコのプラハで開かれる IAU(国際天文学連合)の総会で、2003UB313 が第 10 惑星として認められるかどうかが注目されます。「惑星」には「太陽を回っているそれなりに大きい天体」という暗黙の了解があるだけで明確な定義がありません。冥王星と 2003UB313 はいずれも特大の KBO(カイパーベルト天体)と見なすことができますから、このままでは小さいほうの冥王星だけを惑星と認め続けることはできないでしょう。惑星の定義の問題については2003 年 2 月 28 日の日記にも書きましたが、2003UB313 を新たに惑星と認めるのか、それとも冥王星もろとも惑星ではないことにするのか(個人的には反対)、あるいは「誰が何と言おうと太陽系の惑星の数は 9 個」で押し通すのか、今後の行方が気になります。2004 年 3 月 16 日の日記に書いたように、2003UB313 を発見したカリフォルニア工科大学の Michael E. Brown 博士のチームは小惑星セドナを発見したことでも知られています。セドナは冥王星よりも小さかったので、今度こそという思いもあることでしょう。いずれにしても来年の夏まではおあずけということになりそうです。

IAU 関連

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このページは、kamadoxが2005年7月30日 12:02に書いた記事です。

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