2007年11月アーカイブ

日本時間 4 時 00 分頃、中米カリブ海の西インド諸島に属するウィンドワード諸島の仏領マルティニークの近海で M7.4 の地震があった模様(M7.3 から上方修正)。震源は 北緯 14.951 度、西経 61.241 度付近、深さ 143.1km。津波の心配はなし。

goo 地図

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goo 地図 に陸域観測技術衛星「だいち」が撮影した衛星画像が表示されるようになったそうです。「だいち」の画像がスクロール可能な地図に採用されるのは初めてとのこと。スライダーを 150km に合わせると衛星写真の帯が太陽同期軌道の軌道面に沿って斜めに配置されていることがわかります。「だいち」は 11 時前に北東から南西へ移動しながら日本を撮影します。Google マップ は高解像度でカバーしているところとそうでないところの落差が大きくて悲しいことがありますが goo 地図は最高解像度では及ばないものの全国を一定以上の解像度でカバーしているようですね。

Google マップの地形モード

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地形つながりで Google マップ の地形モードの話。Google マップの地形モードは地図や写真ではわかりにくい標高(というより隣接する地域の高低差?)を視覚的に表示してくれるので、例えば ギアナ高地 のテーブルマウンテンはまさにテーブルのように出っ張っていることがわかります。ギアナ高地といえば、アウヤンテプイ (Auyantepui)には落差世界一(979m)の滝エンジェル・フォール(Angel Falls)があり、チマンタテプイ群 (Chimantatepui)には高さ 4m に達する人影のような姿の奇妙な植物チマンタエア・ミラビリス(Chimantaea mirabilis)が自生しているそうです。地形モードの空間分解能はあまり高くなく、衛星写真には綺麗に写っているサリサリニャーマ(Sarisarinama)のシンクホール(北緯 4.6855 度、西経 64.2185 度付近)は地形モードではよくわかりませんでした。

月面立体視動画

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「かぐや」の地形カメラがとらえたデータをもとにして作られた月面の一部の立体視動画が公開されました。「かぐや」が作ろうとしている月全球の空間分解能 10m の地形データの公開が今から楽しみです。

Thuraya-3 打ち上げ延期

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1 月 31 日の爆発事故から復帰したシー・ローンチは UAE の通信衛星 Thuraya-3 を打ち上げるために 11 月 1 日に母港カリフォルニア州ロングビーチを出発し 11 月 10 日に 太平洋上 西経 154 度 の発射ポイントに到着しました。11 月 14 日に 72 時間のカウントダウンが開始されましたが平常時の倍の速さの海流と強風が収まらないどころか悪化してきたので残念ながら今回は諦めて母港に引き返すことにしたそうです。万全の準備をして再開ミッションに臨んだチームも自然の力には勝てませんでした。

WorldView-1 運用開始

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DigitalGlobe は商業衛星としては世界最高解像度(オフナディア角 20 度でパンクロ 55cm)を誇る WorldView-1 の画像の NGA(国家地球空間情報局)への提供を開始したそうです。一般に入手できるようになるのは 1 月 3 日から。先月撮影された初画像(ヒューストン、横浜、アディスアベバ)が公開されています。WorldView-1 は9 月 19 日に打ち上げられました。2008 年後半には WorldView-2 が打ち上げられ、DigitalGlobe が運用する衛星は QuickBird と合わせて 3 機になります。

「嫦娥 1 号」の初画像

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中国国家航天局(CNSA)が月探査機「嫦娥 1 号」の初画像を公開しました。高度約 200km の月周回軌道から撮影されたもので、地表分解能は 120m。こちらも順調に飛行しているようです。

「かぐや」関連

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今夜 25 時 10 分から地上波で 探査機“かぐや”月の謎に迫る~史上初!「地球の出」をとらえた~ (NHK)の再放送があります。45 分間の番組に素晴らしい映像が詰め込まれているので前回見逃した人は大きなテレビで観ておいて損はないでしょう。個人的にはスタジオ出演者は與芝アナウンサーと解説の渡部さんの 2 人だけでよかったのではないかと思いますが・・・。

7 日に「ハイビジョン映像を地球に送るのにかかる時間を考えるとハイビジョンカメラはオーバースペックだと思いますが、美しい映像は今後の宇宙開発予算獲得のための広報活動に役立つのではないでしょうか」と書きました。これは他の宇宙開発計画の成果と同様に「かぐや」が撮影したハイビジョン映像も当然インターネットなどで広く公開されるものと思って書いたのですが、JAXA がこれまでにインターネットで公開したハイビジョン動画はどれも縮小されていてフルハイビジョンの映像ではありません。実は最初からフルハイビジョンの映像はインターネットでは公開しないことになっていたそうです。「かぐや」は日本の宇宙開発計画を代表する探査機なのに、これではまるで NHK がチャーターした取材機のような扱いではありませんか。日本の宇宙開発の未来を明るいものにするためにも、「かぐや」から送られてきたハイビジョン映像を本来の解像度のままインターネットで公開して欲しいです。この問題について nikkei BPnet の松浦晋也氏の記事がわかりやすいです。

モホスの地上絵?

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Google Earth で久しぶりにモホス大平原の上空をお散歩していたら 南緯 8.845 度、西経 67.255 度付近 に妙な模様を見つけました。大きさは中央の四角形の一辺が 300m くらい、全体で 1km 以上あります。3 月 10 日に書いたサークルや多角形と同様に地面の起伏で描かれているように見えます。アマゾン川流域にはかつて氾濫に負けない高度な農耕技術を持った文明が存在していたらしいのですが、これもその時代の遺跡なのかな。

FC2 ジャンパピンを抜いた 060turbo でも VRAM は MMU でスーパーバイザプロテクトされていてそのままではユーザモードでアクセスすることはできません。しかし、スーパーバイザプロテクトを外してやればユーザモードで VRAM にアクセスできるようになります。具体的には VRAM に対応する論理ページのページデスクリプタのビット 7 をクリアすればよいのです。この方法は MMU を搭載していて FC2 がカットされているマシンでなければ使えませんし、そもそも Human68k 上で動作するプログラムは簡単にスーパーバイザモードに移行できるのであまり実用的とは言えません。強いて言えばシステム領域を保護したまま VRAM だけユーザモードでアクセスできるようになるので VRAM を直接叩くプログラムのデバッグが楽になるかも知れません。

fc2test.c
/*
  fc2test.c
    ユーザモードでVRAMにアクセスしてみるテスト
    2007-11-23 M.Kamada
  動作環境
    FC2ジャンパピンを抜いた060turbo
    FC2がカットされていてSYS_STATの$F002が実装されていれば
    MMU付きのMC68030に換装したX68030や040turboでも動くかも
  コンパイル
    コンパイラはgcc真里子版またはgcc2を使用
    ライブラリはXCまたはlibcを使用
    > gcc -Wall -m68040 -O6 -o fc2test fc2test.c -liocs
  実行
    > fc2test
*/

#include <stdio.h>
#include <iocslib.h>

#if 1
#define R0 (-0.75)
#define I0 (0.0)
#define SCALE (1.25 / 256)
#define DEPTH 64
#else
#define R0 (-0.738)
#define I0 (0.188)
#define SCALE (0.01 / 256)
#define DEPTH 512
#endif

#define PAGE_OFFSET_SIZE 0x00002000
#define PD_S 0x00000080

/* SYS_STAT $F002 */
long sys_stat_f002 (void *address, long attribute) {
  register void *a1 asm ("a1") = address;
  register long d2 asm ("d2") = attribute;
  register long d0 asm ("d0");
  asm volatile ("move.w #$f002,d1\n\
        moveq.l #$ac,d0\n\
        trap #15" : "=d"(d0) : "a"(a1), "d"(d2) : "d1");
  return d0;
}

/* fromからtoまでのスーパーバイザプロテクトを解除・設定する */
void supervisor_protect (void *from, void *to, int mode) {
  long s = mode ? PD_S : 0;
  void *address;
  long attribute;
  for (address = from; address <= to; address += PAGE_OFFSET_SIZE) {
    attribute = sys_stat_f002 (address, -1);
    if (attribute != -1 && (attribute & PD_S) != s) {
      sys_stat_f002 (address, (attribute & ~PD_S) | s);
    }
  }
}

int main (int argc, char *argv[]) {

  unsigned short *vram = (unsigned short *) 0x00c00000;
  int i, n, x, y;
  double ci, cr, ti, tr, zi, zr;

  /* 768×512ドット16色モードにする */
  if (CRTMOD (-1) != 16) {
    CRTMOD (16);
  }
  G_CLR_ON ();

  /* パレットを黄色のグラデーションにする */
  for (i = 0; i < 16; i++) {
    GPALET (i, (i << 12) | (i << 7) | (i << 1));
  }

  /* VRAMのスーパーバイザプロテクトを解除する */
  supervisor_protect (vram, vram + 1024 * 1024 - 1, 0);

  /* マンデルブロ集合を描画する */
  for (y = 0; y < 512; y++) {
    ci = I0 + (256 - y) * SCALE;
    for (x = 0; x < 768; x++) {
      cr = R0 + (x - 384) * SCALE;
      zr = cr;
      zi = ci;
      for (n = 0; n < DEPTH; n++) {
        tr = zr * zr;
        ti = zi * zi;
        if (tr + ti > 4.0) {
          break;
        }
        zi *= zr;
        zi += zi;
        zi += ci;
        zr = tr - ti + cr;
      }
      vram[x + 1024 * y] = (n / (DEPTH >> 4)) & 15;
    }
    if (B_KEYSNS ()) {
      break;
    }
  }
  while (B_KEYSNS ()) {
    B_KEYINP ();
  }

  /* VRAMのスーパーバイザプロテクトを設定する */
  supervisor_protect (vram, vram + 1024 * 1024 - 1, 1);

  return 0;
}

国土変遷アーカイブ

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国土地理院の 国土変遷アーカイブ空中写真閲覧システム に 1961 年 1 月から 1974 年 12 月までに撮影された約 153,000 枚の空中写真が追加されたそうです。膨大な枚数の空中写真を電子化するだけでも相当な手間がかかっていることでしょう。インタフェイスは表示されている範囲と座標や撮影時期の近い写真を次々選べるようになっており、特に 2 画像表示は土地利用の変化がわかりやすいのでそのまま教材として使えそうです。今回公開された範囲では淀橋浄水場が閉鎖された 1965 年前後の西新宿の様子が興味深いです。まだ公開されていない 1970 年代後半から 1980 年代までの写真には超高層ビルがにょきにょき生えてくる様子が写っているのでしょうね。

060turbo の FC2 ジャンパの話

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先日、X680x0 の FC2 信号線をカットすると VRAM をユーザモードでアクセスできるようになり、060turbo の場合は FC2 ジャンパピンを抜くだけでカットできる、と書きました。そう聞いて試しに 060turbo の FC2 ジャンパピンを抜いた状態でユーザモードで VRAM をアクセスしてみた人がいるかも知れません。結果は「バスエラーが発生しました」という白帯が出たでしょう。「なんだ、ユーザモードでアクセスできないじゃないか!」なんて怒らないでくださいね。060turbo では 060turbo.sys がアドレス空間を管理しており、VRAM は FC2 ジャンパピンの状態に関係なく MMU でスーパーバイザプロテクトされているのです。スーパーバイザプロテクトの例外ベクタがバスエラーと同じなので Human68k がバスエラーと表示してしまいますが、実際にはバスエラーは発生していません。白帯の原因がバスエラーではなくスーパーバイザプロテクトであることは SCD060.X で確認できます。

紅葉

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撮影日:きょう。ロケ地:御嶽渓谷

紅葉

ラキッ!さん卓さん から。X680x0 で MPU から出ている FC2 信号線(MC68040 と MC68060 では TM2)をカットすると VRAM などのスーパーバイザ領域がユーザモードでアクセスできるようになります。デバイス側から見ると MPU からのアクセスがすべてスーパーバイザモードで行われているように見えるようになるからです。Human68k の場合と違って NetBSD/x68k ではスーパーバイザモードで突っ走るプログラムを安易に実行させられないので、X Window System 使用時に VRAM を高速にアクセスできるようにするために FC2 信号線をカットします。MPU の足を折ってもよいのですが FC2 の位置のピンを抜いたソケットを MPU の下に挟む方法が簡単で確実です。これが NetBSD/x68k で MPU ソケットが要る理由です。なお、060turbo(の 060 モード)の場合は FC2 ジャンパを引き抜くだけでカットできるのでソケットは不要です。

激電 4 号 /NETBSD/DOC/MACHINE.DOC より

  X Window System を使用する場合は、MPU の FC2 という信号線を非接続にする必要が
あります。MPU の足を切断しても構いませんが、完全に除去しないとソケットに接触して
しまう可能性があります。MPU の足を切断するのはちょっと…という場合は、FC2 の部分
だけピンを除去した MPU ソケットを使用して下さい。なお、Xellent30 の場合は別の理
由でソケットが必要です(後述)。

  060turbo の 060 モードの場合は 060turbo の基板上に FC2 ジャンパがありますから、
それを引き抜くだけで FC2 の切断が完了します。なお、060turbo の FC2 ジャンパは
030 モードには無効です。


        060turbo の FC2 ジャンパの位置
                ┌───────┐
                │              └───────┐
                │┌─────┐                :←FC2 ジャンパ(これを取り除く)
                ││          │    ┌────┐│
                ││          │    │        ││
                ││  68060   │    │ 68030  ││
                ││          │    │        ││
                ││          │    │        ││
                │└─────┘    └────┘│
                │:                             │
                │:                             │
                │┌─────────────┐│
                ││                          ││
                ││           SIMM           ││
                │└─────────────┘│
                │                          ┌─┘
                │○   .... ...           ○│
                └─────────────┘


        MC68030 の FC2 ピンの位置(ソケットを裏返して足の側から見た図)
                  ┌─────────────┐
                 N│○○○○○○○○○○○○○│
                 M│○○○○○○○○○○○○○│
                 L│○○○○○○○○○○○○○│
                 K│○○○○○        ○○○○│
                 J│○○○  ┌───┐  ○○○│
                 H│○○○  │68030 │  ○○○│
                 G│○○○  │BOTTOM│  ○○○│
                 F│○○○○│ VIEW │○○○○│
                 E│○○○  /───┘  ○○○│
        FC2→    D│●○○○○        ○○○○│        ●…FC2
                 C│○○○○○○○○○○○○○│
                 B│○○○○○○○○○○○○○│
                 A│○○○○○○○○○○○○○│
                  /`─────────────┘
                 /  12345678910111213
                /
        角が欠けている所


        MC68030 の FC2 ピンの位置(MPU の表面から見た位置)
                  ┌─────────────┐
                  │┘                        │
                  │  \                      │
                  │    \                    │
             FC2→│×    ┌─────┐      │
        ここの裏側│      │    М    │      │
                  │      │ MC68030  │      │
                  │      │          │      │
                  │      │   TOP    │      │
                  │      │   VIEW   │      │
                  │      └─────┘      │
                  │                          │
                  │                          │
                  │                          │
                  └─────────────┘


        X68030 の右タワーのシールドを外した状態での FC2 の位置
                  ┌─┬─────────────────┐
                  │  │┌┐        ┌──────────┤
                  │  │││        │                    │
                  │  │││メ      │                    │
                本│  │││モ      │                    │本
                体│  │││リ      │                    │体
                  │  │││        │    拡張スロット    │
                前│  │││        │                    │後
                面│  │││        │                    │面
                  │  │││        │                    │
                  │  │││        │                    │
                  │  │└┘        │                    │
                  │  │            └──────────┤
                  │  │                                  │
                  │  │    最上段の    FC2 ┌──────┤
                  │  │    右から4本目 ↓  │            │
                  │  │            ┌──、│            │
                  │  │            │MPU ││    RGB     │
                  │  │            │上→││  ユニット  │
                  │  │            └──┘│            │
                  │  │                    │            │
                  │  │                    └──────┤
                  │  │                                  │
                  ├─┴─────────────────┤
                  │                                      │
                  └───────────────────┘
                                  本体  底面


● Xellent30 の場合

  Xellent30 は MMU 対策がなされていないため、

        (1) ソケットが MC68EC030 専用になっている
        (2) MMU の動作が不安定

という問題があります。Human では MMU を使わないので問題ないのですが、NetBSD/x68k
では MMU が必須なので、このままでは使えません。そこで、下記のようなソケットを用
意して下さい。

  なお、Xellent30s は MMU 対策がなされているので、以下の処置は不要です。


  Xellent30 の場合は、FC2 以外にも余計なピンを引き抜いたソケットを用意する必要が
あります。このソケットがないと、MC68030 を Xellent30 に取り付けることができませ
ん。引き抜くピンの位置は下図を参照して下さい。

  また、MMU を使えるようにするために、MMUDIS 信号(負論理)をプルアップしておき
ます。具体的には、ソケットまたは Xellent30 の基板上で、MMUDIS 信号とその近くの
VCC を 4.7KΩ の抵抗を挟んで繋ぎます。MMUDIS と VCC のピンの位置は下図を参照して
下さい。


        Xellent30 の場合に引き抜くピンと VCC と MMUDIS の位置
        (ソケットを裏返して足の側から見た図)
                  ┌─────────────┐
                 N│○○○○○○○○○○○○○│
                 M│○○○○○○○○○○○○○│
                 L│○○○○○○○○○○○○○│
                 K│○○○○◆        ○○○○│        ◆…NC(引き抜く)
                 J│○○○  ┌───┐  ○○○│
                 H│○○○  │68030 │  ○○○│
                 G│○○○  │BOTTOM│  ○○○│
                 F│○○○◆│ VIEW │◆▲○★│        ★…MMUDIS
                 E│○○○  /───┘  ○○○│        ▲…VCC
                 D│●○○○◆        ○○○○│        ●…FC2(引き抜く)
                 C│○○○○○○○○○○○○○│
                 B│○○○○○○○○○○○○○│    ★と▲を 4.7KΩ の抵抗で繋ぐ
                 A│○○○○○○○○○○○○○│
                  /`─────────────┘
                 /  12345678910111213
                /
        角が欠けている所


Xellent30s の事例が NetBSD for x68k (Masa's WebPage)にあります。激電 4 号の記事を書いたのは 1998 年のことなので現行のバージョンと合わないところもあると思います。NetBSD/x68k の最近の話題は 井崎のホームページ。 が詳しいです。

Sirius 4 打ち上げ成功

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日本時間 7 時 39 分、スウェーデンの通信衛星 Sirius 4(32299 2007-057A)がカザフスタン チュラタムの バイコヌール宇宙基地 から Proton ロケットで打ち上げられました。衛星は 9 時間 13 分後に静止トランスファ軌道へ投入され、打ち上げは成功しました。Sirius 4 は東経 5 度の赤道上空に静止して欧州とアフリカに放送と通信サービスを提供します。

133...33

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Jo Yeong Uk さんが(4·10195-1)/3の残り 135 桁を GNFS 法で分解し、"1" の右側に "3" が並んだ(4·10n-1)/3の形の Near-repdigit の素因数分解表が n=200 まで残り 1 個になりました。

「かぐや」関連

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「かぐや」が搭載している空間分解能 10m の地形カメラと空間分解能 20m のマルチバンドイメージャがとらえた初画像が公開されました。月面は火星ほど変化に富んでいるわけではありませんが、大気がないので小さなクレーターもことごとく保存されていてまるでフラクタル画像を見ているようです。詳細な地形データは月の歴史を紐解く手掛かりとなるだけでなく、将来の月面基地建設のための資料としても役立つことでしょう。極地方の日の当たらないクレーターの底がどうなっているのか気になります。

Skynet 5B、Star One C1 打ち上げ成功

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日本時間 7 時 06 分、イギリスの軍事通信衛星 Skynet 5B とブラジルの通信衛星 Star One C1 が仏領ギアナ クールーの ギアナ宇宙センター ELA-3 から Ariane 5 ECA ロケットで打ち上げられました。近地点高度 250km、遠地点高度 35,953km、傾斜角 6.00 度の静止トランスファ軌道で 27 分後に Skynet 5B が、その 6 分後に Star One C1 が切り離され、打ち上げは成功しました。Skynet 5B は約 4,635kg、Star One C1 も約 4,100kg でいずれも大型の静止衛星です。SYLDA 5 アダプタを含めると打ち上げ重量は約 9,535kg にもなり、これは 1 回の打ち上げで静止トランスファ軌道に投入された重量の新記録です。打ち上げの瞬間にカメラが激しく揺れる映像は迫力があります。打ち上げ時刻は現地時間で 14 日 19 時 06 分。日本とクールーの時差はちょうど 12 時間です。

チリで M7.7 の地震

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日本時間 0 時 40 分頃、チリ北部(南緯 22.189 度、西経 69.843 度付近)で M7.7 の地震がありました。震源の深さはおよそ 60km。地図で見ると震源の位置は沿岸から内陸に数 10km 離れていますが太平洋沿岸で潮位の変動が観測されたそうです。揺れの大きかったチリでは少なくとも 2 人が死亡し、銅山の操業に影響が出ているとのこと。

世界の雨分布速報

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JAXA が始めた準リアルタイムの 世界の雨分布速報 に Google Earth 用のデータが付いています。時間分解能は 1 時間で、4 時間くらい前のデータが表示されます。空間分解能は赤道付近で約 11km メッシュとのことで特に高いわけではありませんが、地球を転がしながら全球雲画像と全球雨画像をそれぞれ ON/OFF できるのでわかりやすいです。極地方も含めて Google Earth の Weather レイヤーに追加されないかな。

「かぐや」関連

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今夜、NHK の特番があります。タイトルは『探査機“かぐや”月の謎に迫る~史上初!「地球の出」をとらえた~』、チャンネルは総合 / デジタル総合、時間は 20 時 00 分~20 時 45 分。「かぐや」が撮影したハイビジョン映像をたっぷり見せてくれることでしょう。出演者の欄に名前があるアラン・ビーン氏はアポロ計画で月面を歩いた宇宙飛行士の 1 人で芸術家。

「地球の出」と「地球の入り」

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月周回衛星「かぐや」が初めて動画で撮影した「地球の出」と「地球の入り」のハイビジョン映像が公開されました。これをやりたいがためにわざわざハイビジョンカメラを搭載しただけのことはあります。CG 合成ではない本物に一見の価値あり。これらの映像は月を周回している「かぐや」の前方(進行方向)を向いている広角カメラで「地球の出」を、後方を向いている望遠カメラで「地球の入り」を擬似的に撮影したもので、地球の自転によって生じる「日の出」や「日の入り」の現象とは異なります。飛行機で西向きに飛べば「西から昇る太陽」や「東に沈む太陽」を見ることができるように、観測者のほうが動いているからです。テレビでこの映像を紹介したアナウンサーの説明(感想?)が 2024 年頃に予定されている月面基地から見られるであろう光景を一足早く見られたという意味に聞こえたのですが、もしもそう言ったのだとすると間違いです。月はいつも同じ側を地球に向けていますから、地球上から見た静止衛星のように月面から見た地球の仰角の変動はわずかで、月面に降りてしまうと「日の出」や「日の入り」から連想されるような「地球の出」や「地球の入り」は見られません。月面に降りない月周回衛星ならではの映像です。

「遥感衛星 3 号」打ち上げ成功

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日本時間 7 時 48 分、中国の地球観測衛星「遥感衛星 3 号」(YAOGAN 3)が中国 山西省の 太原衛星発射センター から「長征 4 号丙」ロケット(Long March-4C)で打ち上げられました。21 分後に衛星が軌道に投入され、打ち上げは成功しました。「遥感衛星 1 号」は2006 年 4 月 27 日、「遥感衛星 2 号」は2007 年 5 月 25 日にそれぞれ打ち上げられました。

日本時間 10 時 50 分、アメリカの早期警戒衛星 DSP 23(Defense Support Program 23)がアメリカ フロリダ州の ケープカナベラル空軍基地 SLC-37B から Delta 4-Heavy ロケットで打ち上げられました。打ち上げから 6 時間 20 分後の 17 時 10 分に衛星が静止トランスファ軌道に投入され、打ち上げは成功しました。DSP 衛星は赤外線センサーを用いてミサイルの発射や核爆発などを感知します。

Ariane 5 ECA 打ち上げ延期

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日本時間の今朝予定されていた Ariane 5 ECA によるイギリスの軍事通信衛星 Skynet 5B とブラジルの通信衛星 Star One C1 の打ち上げはロケットの不調で延期されました。

「ディスカバリー号」が帰還

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日本時間 3 時 01 分、ISS でのミッションを終えたスペースシャトル「ディスカバリー号」がアメリカ フロリダ州の ケネディ宇宙センター Runway 33 に着陸しました。Runway 33 は南東側から進入するのでシャトルは滑空しながら大きく方向転換しました。

10 月 31 日に月周回衛星「かぐや」が高度約 100km の軌道から月面をハイビジョン動画撮影した映像が公開されました。月面のハイビジョン動画撮影はもちろん世界初です。ハイビジョン映像を地球に送るのにかかる時間を考えるとハイビジョンカメラはオーバースペックだと思いますが、美しい映像は今後の宇宙開発予算獲得のための広報活動に役立つのではないでしょうか。

中国の月探査衛星「嫦娥 1 号」は日本時間 9 時 24 分から 10 分間近月点軌道変更を行い、高度約 200km、周期 127 分の観測軌道に到達しました。日本は月周回衛星「かぐや」の打ち上げから観測軌道到達まで子衛星の分離などを含めて約 4 週間かけましたが、中国は「嫦娥 1 号」を 2 週間で観測軌道に放り込みました。でも、遠ざかる地球のハイビジョン映像やモニタカメラの画像などを公開しながら月へ向かった「かぐや」のほうが遊び心があって楽しそう。

「ひまわり 7 号」が復旧

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姿勢制御の不具合で運用が中断していた「ひまわり 7 号」は予備のスラスタに切り替えて復旧し、航空ミッション、気象ミッション(待機運用)共に運用を再開したそうです。スラスタの一部に不具合があったようですが詳細は不明。「ひまわり 7 号」の運用期間はまだ先が長いので原因不明のままだとこの先不安かも。

「嫦娥 1 号」関連

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「嫦娥 1 号」は日本時間 12 時 21 分から 14 分間近月点軌道変更を行い、遠月点高度を約 8,600km から約 1,700km に下げました。周期は約 3.5 時間になりました。

「ひまわり 7 号」にトラブル

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14 時 40 分頃、日本の静止気象衛星「ひまわり 7 号」=運輸多目的衛星新 2 号(28937 2006-004A MTSAT-2)の姿勢制御に何らかの不具合が生じ、衛星は自動的に太陽捕捉モードに移行したそうです。2006 年 9 月 4 日から開始された気象ミッションは待機運用中、7 月 19 日から開始された航空ミッションも静止気象衛星「ひまわり 6 号」=運輸多目的衛星新 1 号(28622 2005-006A MTSAT-1R)が 1 機で対応できるので差し迫った大きな影響はないでしょう。しかし、太陽捕捉モードではバックアップの役割も果たせませんから状況が長引かないことを期待したいです。「ひまわり 6 号」が 1 機で頑張らなければならなくなってしまったので「ひまわり 5 号」が 1 機で頑張っていた頃を思い出してちょっと懐かしくなりました。2005 年 7 月 21 日に運用を終了した「ひまわり 5 号」は今日はアフリカ上空を漂っています。

10 月 24 日に打ち上げられ10 月 31 日に地球周回軌道を離れた中国の月探査衛星「嫦娥 1 号」は 114 時間の地月遷移軌道の旅を終えて日本時間 12 時 15 分から 22 分間の月周回軌道投入マヌーバを実施し、周期約 12 時間の月周回軌道に入りました。今後は 6 日と 7 日の近月点軌道変更で遠月点高度を下げて近月点高度約 200km、周期 127 分の軌道に移行します。

Seventeen Or Bust

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10 月 30 日、Seventeen Or Bust が 11 番目の素数 33661·27031232+1 を発表しました。Sturle Sunde さんによって 10 月 17 日に報告されたこの素数は 10 進数で書くと 211 万 6,617 桁あります。1999 年に発見された 38 番目のメルセンヌ素数 26972593-1 を上回り、知られている素数の中で第 10 位にランクインしました。素数の Top10 は第 1 位から第 6 位までを GIMPS によるメルセンヌ素数が独占しており、Seventeen Or Bust は非メルセンヌ素数で第 7 位から第 10 位までを占めています。GIMPS の目的がメルセンヌ素数の探索であるのに対して、Seventeen Or Bust プロジェクトは シェルピンスキー数 (すべての自然数 n に対して k·2n+1 が合成数になる奇数 k)78557 が最小のシェルピンスキー数であると証明することを目標に掲げています。そのためにはすべての k<78557 について k·2n+1 が素数になる n を見つければよいわけです。2002 年にプロジェクトが開始された時点で素数が見つかっていない k は 4847*、5359*、10223、19249*、21181、22699、24737、27653*、28433*、33661*、44131*、46157*、54767*、55459、65567*、67607、69109* の 17 個(Seventeen)ありました。現在までにこのうち 11 個について素数が発見され、残る k は 10223、21181、22699、24737、55459、67607 の 6 個となりました。

SLC-40 復活へ

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11 月 1 日、SpaceX 社は ケープカナベラル空軍基地 SLC-40 の改修工事の起工式を行ったそうです。SLC-40 は 2 年半前まで Titan ロケットの打ち上げに用いられていましたが、Titan の引退にともなって東海岸で最後となった 2005 年 5 月 1 日 9 時 50 分の Titan 4B によるアメリカのレーダー偵察衛星 Lacrosse 5(28646 2005-016A Lacrosse 5)の打ち上げを終えた後は空きサイトになっていました。一方、SpaceX 社は マーシャル諸島共和国 クェゼリン島 のロナルド・レーガン弾道ミサイル試験場で Falcon 1 の打ち上げ実験を行ってきましたが、SLC-40 が空いているということで 2008 年打ち上げ予定の Falcon 9 と 2010 年頃に予定されている Falcon 9 Heavy ミッションのために SLC-40 を 5 年間使用する許可を今年 4 月に取得しました。

SAR-Lupe 3

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日本時間 1 日 9 時 51 分、ドイツのレーダー偵察衛星 SAR-Lupe 3(32283 2007-053A SAR LUPE 3)がロシア アルハンゲリスク州の プレセツク射場 から Kosmos-3M ロケットで打ち上げられました。衛星は約 30 分後に高度約 500km の軌道に投入され、打ち上げは成功しました。SAR-Lupe は 5 機で運用され、SAR-Lupe 3 は2006 年 12 月 19 日の SAR-Lupe 1(29658 2006-060A SAR LUPE 1)、7 月 3 日の SAR-Lupe 2(31797 2007-030A SAR LUPE 2)に続く 3 機目です。地表分解能はおよそ 3ft(90cm くらい)を誇ります。ドイツは SAR-Lupe の高いレーダー観測能力をフランスにも提供する代わりに地表分解能数 10cm を誇るフランスの光学偵察衛星 Helios 2A(28492 2004-049A HELIOS-2A)の観測データを利用することができます。

OBJECT A                
1 32283U 07053A   07305.90736112  .00002719  00000-0  10000-3 0    58
2 32283  98.1538 111.9766 0020859 219.1927 300.9460 15.28726812   138
  カタログ名         = OBJECT A
  カタログ番号       = 32283
  国際標識           = 2007-053A
  元期               = 2007年11月 2日(金) 6時46分36秒 [JST]
                     = 54405.907361 [MJD]
  軌道傾斜角      i0 =  98.1538 [deg]
  昇交点赤経  Omega0 = 111.9766 [deg]
  離心率          e0 =   0.0020859
  近地点引数  omega0 = 219.1927 [deg]
  平均近点角      M0 = 300.9460 [deg]
  平均運動        n0 =  15.28726812 [revs/day]
  周期               =  1時間34分12秒
  近地点高度         =   465.31 [km]
  遠地点高度         =   493.92 [km]
  軌道長半径      a0 =  6857.75 [km]
  軌道短半径      b0 =  6857.74 [km]
  近地点距離      q0 =  6843.45 [km]
  遠地点距離      Q0 =  6872.06 [km]
  昇交点赤経摂動     =   1.0965 [deg/day]
  近地点引数摂動     =  -3.4766 [deg/day]

C190 = P89 * P101

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Jo Yeong Uk さんが "4" を 189 個並べて右端に "1" を 1 個付け加えた Near-repdigit な 190 桁の合成数(4·10190-31)/9を 89 桁の素数と 101 桁の素数の積に分解しました。89 桁の素因数は Jo Yeong Uk さん自身が10 月 17 日に発見した 89 桁の素因数よりも大きく、私が管理しているテーブルの中で発見された素因数の大きさの 最高記録 が再び更新されました。おめでとうございます。それにしても、89 桁もある素因数が同じ系列から同じ人によって続けて発見されるとは驚きました。

今月の打ち上げ

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打ち上げ日射場ロケット軌道名前開発運用重量など参照
11 月 1 日
9 時 51 分
成功
ロシア アルハンゲリスク州
プレセツク射場
Kosmos-3M500kmレーダー偵察衛星
SAR-Lupe 3
32283
2007-053A
ドイツ
オーブ・システム
ドイツ
ドイツ連邦軍
-Gunter
11 月 11 日
10 時 50 分
成功
アメリカ フロリダ州
ケープカナベラル空軍基地 SLC-37B
Delta-4H静止早期警戒衛星
DSP 23
32287
2007-054A
アメリカ
TRW
アメリカ
アメリカ空軍
-Spaceflight Now
ULA
Gunter
Wikipedia
11 月 12 日
7 時 48 分
成功
中国 山西省
太原衛星発射センター
長征 4 号丙600km地球観測衛星
遥感衛星 3 号
32289
2007-055A
中国2,700kg新華社
11 月 15 日
7 時 06 分
成功
仏領ギアナ クールー
ギアナ宇宙センター ELA-3
Ariane 5 ECA東経 56 度軍事通信衛星
Skynet 5B
32293
2007-056A
ドイツ
EADS アストリウム
イギリス
パラダイム・セキュア・
コミュニケーションズ
イギリス国防省
Eurostar 3000
4,635kg
Arianespace
Arianespace
Gunter
EADS Astrium
西経 65 度通信衛星
Star One C1
32294
2007-056B
フランス
タレス・アレニア・スペース
ブラジル
スター・ワン
Spacebus 3000 B3
C×28
Ku×14
X×1
4,100kg
Arianespace
Arianespace
Gunter
11 月 18 日
7 時 39 分
成功
カザフスタン チュラタム
バイコヌール宇宙基地
Proton東経 5 度通信衛星
Sirius 4
32299
2007-057A
アメリカ
ロッキード・マーティン
スウェーデン
NSAB
A2100AXS
Ku×52
Ka×2
15 年
ILS
Gunter

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