2011年6月アーカイブ

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理化学研究所と富士通が開発中のスーパーコンピュータ「京」が部分稼働ながら LINPACK ベンチマークで 8.162 ペタフロップスという数字をたたき出し、2011 年 6 月の TOP500 ランキングで 1 位を獲得しました。日本のスーパーコンピュータが世界最速になったのは「地球シミュレータ」以来 7 年ぶりです。2 位は中国国防科学技術大学の「天河一号」で 2.566 ペタフロップス、3 位は米国エネルギー省オークリッジ国立研究所の「Jaguar」で 1.759 ペタフロップスでした。「京」のベンチマークが行われた 5 月 15 日には 672 台のラックが稼動しており、ピーク性能は 2·109サイクル / 秒 ×8 浮動小数点演算 / コアサイクル ×8 コア /CPU×102CPUs/ ラック ×672 ラック = 8.773632·1015浮動小数点演算 / 秒 すなわち 8.773632 ペタフロップス、実行効率は 8.162 / 8.773632 = 93.03% です。上位 10 位以内に実行効率が 90% を超えているマシンは他になく、「京」は速いだけではなくて「地球シミュレータ」と同様にハードウェアの性能を引き出すための技術も優れていることがわかります。8 月末には 864 台のラックがすべて稼働して 10 ペタフロップス (浮動小数点演算を 1 秒間に 1 京回行う速さ) の壁を超え、その名の通り「京速コンピュータ」が誕生します。

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