目次

  1. パラメータの書き方
    1. コマンドライン
    2. Java アプレット
    3. Java Web Start
    4. 設定ファイル
  2. パラメータの説明
    1. boot
    2. cgrom
    3. clock
    4. config
    5. cutfc2pin
    6. edgeaccel
    7. extendedgraphics
    8. fdN (N=0~3)
    9. fefunc
    10. fitinwindow
    11. fixedscale
    12. fpumode
    13. fullspecfpu
    14. fullscreen
    15. hdN (N=0~15)
    16. hfN (N=0~15)
    17. highmemory
    18. highmemorydata
    19. highmemorysave
    20. hhssbb
    21. hostspixelunits
    22. intermittent
    23. interpolation
    24. iplrom
    25. joyauto
    26. joyblock
    27. joykey
    28. joymap
    29. keyboard
    30. keydly
    31. keyrep
    32. lang
    33. localmemory
    34. localmemorydata
    35. localmemorysave
    36. memory
    37. memorydata
    38. memorysave
    39. mhz
    40. model
    41. mousespeed
    42. mpu
    43. opmoutput
    44. pcminterpolation
    45. pcmoscfreq
    46. pcmoutput
    47. prnauto
    48. prnpath
    49. ratio
    50. rejectfloat
    51. rom
    52. rom30
    53. romdb
    54. saveonexit
    55. scN (N=0~15)
    56. scsiex
    57. scsiexrom
    58. scsiinrom
    59. seamless
    60. sound
    61. soundinterpolation
    62. sram
    63. sramdata
    64. util
    65. verbose
    66. volume
    67. *open
    68. *rect
    69. *stat

1. パラメータの書き方

コマンドライン、Java アプレットの <param>、Java Web Start の <argument> および設定ファイルで共通のキーワードを用いてパラメータを設定します。

1.1. コマンドライン

-キーワード=設定値

1.2. Java アプレット

<param name="キーワード" value="設定値">

1.3. Java Web Start

<argument>-キーワード=設定値</argument>

1.4. 設定ファイル

キーワード=設定値

2. パラメータの説明

2.1. boot

起動デバイスを指定します。ファイル名またはディレクトリ名を指定すると種類に応じて該当するデバイスの空いているユニットに割り当てられます。

設定値 [初期値]

std | fdN | hdN | scN | hfN | rom$~ | ram$~ | ファイル名 | ディレクトリ名

2.2. cgrom

CGROM ($00F00000~$00FBFFFF、768KB) のイメージファイルを指定します。

設定値 [初期値]

ファイル名 [CGROM_XEiJ.DAT,CGROM.DAT]

2.3. clock

MPU の動作周波数 (MHz) を指定します。model を書いたときはその動作周波数になります。指定がなければ model に従います。

設定値 [初期値]

1~1000 | EXPERT | SUPER | XVI | Compact | Hybrid | X68030 | 060turbo

2.4. config

設定をデフォルトに戻すときに指定します。

設定値 [初期値]

[""] | default

2.5. cutfc2pin

FC2 ピンをカットするかどうか指定します。FC2 ピンをカットすると物理アドレス空間全体がユーザモードでアクセスできるようになります。NetBSD/x68k で X Window System を動かすときに使います。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.6. edgeaccel

縁部加速 するかどうか指定します。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.7. extendedgraphics

拡張グラフィックス画面 の ON/OFF。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.8. fdN (N=0~3)

フロッピーディスクのイメージファイルを指定します。ファイル名の末尾に :R を付けると書き込み禁止になります。

設定値 [初期値]

ファイル名

2.9. fefunc

Human68k が動作しているとき FE ファンクションコールを FE ファンクション命令 として処理するかどうか指定します。

設定値 [初期値]

[on] | off

2.10. fitinwindow

X68000 の画面の大きさをウインドウに合わせて拡大縮小するかどうか指定します。

設定値 [初期値]

[on] | off

2.11. fixedscale

X68000 の画面を表示する大きさを倍率 (%) で指定します。

設定値 [初期値]

10~[100]~1000

2.12. fpumode

FPU の動作モードを指定します。三倍精度浮動小数点数 を選択できます。

設定値 [初期値]

0 | [1] | 2

2.13. fullspecfpu

FPU および FPCP を MC68882 と MC68060 のすべての浮動小数点命令を実行できるフルスペック版にするかどうか指定します。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.14. fullscreen

全画面表示にするかどうか指定します。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.15. hdN (N=0~15)

SASI ハードディスクのイメージファイルを指定します。ファイル名の末尾に :R を付けると書き込み禁止になります。

設定値 [初期値]

ファイル名

2.16. hfN (N=0~15)

ホストファイルシステム に割り当てるディレクトリを指定します。ディレクトリ名の末尾に :R を付けると書き込み禁止になります。

設定値 [初期値]

ディレクトリ名

2.17. highmemory

X68030 のハイメモリ $01000000-$01FFFFFF (16MB) の容量を指定します。九十九電気 (ツクモ) の TS-6BE16 に相当します。

設定値 [初期値]

[0] | 16

2.18. highmemorydata

X68030 のハイメモリの内容を gzip+base64 で変換した文字列です。 highmemorysave が on のとき自動的に保存されます。

設定値 [初期値]

[""]

2.19. highmemorysave

X68030 のハイメモリの内容を設定ファイルに保存するかどうか指定します。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.20. hhssbb

ウインドウやキーボードの色を指定します。

設定値 [初期値]

Hmin,Hmax,Smin,Smax,Bmin,Bmax [667,667,700,300,0,1000]

2.21. hostspixelunits

エクスクルーシブマウスモード のときマウスカーソルの移動速度をホストマシンの画素単位に合わせるかどうか指定します。ホストマシンの画素単位に合わせると、マウスカーソルの移動速度が X68000 の画面の表示倍率の影響を受けにくくなります。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.22. intermittent

間欠描画の間隔を指定します。描画の頻度を下げると表示がぎこちなくなりますが動作は軽くなります。

設定値 [初期値]

[0] | 1 | 2 | 3 | 4

2.23. interpolation

画面の補間アルゴリズムを指定します。

設定値 [初期値]

nearest | [bilinear] | bicubic

2.24. iplrom

IPLROM ($00FE0000~$00FFFFFF、128KB) のイメージファイルを指定します。 model で指定した機種に応じて IPLROM.DAT、IPLROMXV.DAT、IPLROMCO.DAT、IPLROM30.DAT のいずれかがリソースから読み込まれるので、通常は指定する必要はありません。

設定値 [初期値]

ファイル名

2.25. joyauto

ジョイスティックポートが継続的にアクセスされている間だけ割り当てられたキーの操作をジョイスティックの操作と見なすかどうか指定します。ジョイスティックポートが継続的にアクセスされているかどうかで割り当てられたキーの操作をジョイスティックの操作とキーボードの操作に自動的に振り分けることができます。

設定値 [初期値]

[on] | off

2.26. joyblock

ジョイスティックの操作と見なされたキーの操作をキーボードの入力から取り除くかどうか指定します。

設定値 [初期値]

[on] | off

2.27. joykey

キーにジョイスティックのボタンを割り当てるかどうか指定します。

設定値 [初期値]

[on] | off

2.28. joymap

ジョイスティックのボタンを割り当てるキーと連射の設定を行います。

設定値 [初期値]

key-code:repeat:delay:interval,… [38,40,37,39,,90,88,,83,68]

ボタンは上、下、左、右、C、A、B、D、SELECT、RUN の 10 個。ジョイスティック 1 と 2 を合わせて 20 個。

2.29. keyboard

キーボードの種類を指定します。

設定値 [初期値]

none | [standard] | compact

2.30. keydly

キーボードのリピート開始時間を指定します。

設定値 [初期値]

[-1] | 0~15

2.31. keyrep

キーボードのリピート間隔を指定します。

設定値 [初期値]

[-1] | 0~15

2.32. lang

表示言語を指定します。指定がなければ実行環境が日本語のときだけ日本語になります。

設定値 [初期値]

en | ja

2.33. localmemory

060turbo のローカルメモリ $10000000-$1FFFFFFF (16MB~256MB) の容量を指定します。

設定値 [初期値]

0 | 16 | 32 | 64 | [128] | 256

2.34. localmemorydata

060turbo のローカルメモリの内容を gzip+base64 で変換した文字列です。 localmemorysave が on のとき自動的に保存されます。

設定値 [初期値]

[""]

2.35. localmemorysave

060turbo のローカルメモリの内容を設定ファイルに保存するかどうか指定します。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.36. memory

メインメモリ $00000000-$00BFFFFF (1MB~12MB) の容量を指定します。

設定値 [初期値]

1 | 2 | 4 | 6 | 8 | 10 | [12]

2.37. memorydata

メインメモリの内容を gzip+base64 で変換した文字列です。 memorysave が on のとき自動的に保存されます。

設定値 [初期値]

[""]

2.38. memorysave

メインメモリの内容を設定ファイルに保存するかどうか指定します。メインメモリの内容を保存しておくと、次に起動したときに RAM ディスクの内容が復元されます。メインメモリの内容を保存しながら RAM ディスクを確保する環境としない環境を行き来すると、リセットボタンで再起動したときと同様に、確保する環境で RAM ディスクが中途半端に壊れた状態で起動してしまうことがあります。

設定値 [初期値]

[on] | off

2.39. mhz

MPU の任意の周波数 (MHz) のスピナーの初期値を指定します。model にある動作周波数で起動したときスピナーに設定されます。

設定値 [初期値]

1~[100]~1000

2.40. model

機種を指定します。デフォルトの X68000 Hybrid は X68000 に X68030 の ROM を載せた架空の機種です。機種に応じて IPLROM のバージョン、内蔵ハードディスクの種類、MPU の種類および動作周波数が設定されます。IPLROM*.DAT ファイルはリソースから読み込まれるので別途用意する必要はありません。060turbo のときも 1.3 にパッチを当てて起動するので実機の ROM は不要です。

設定値 [初期値]

EXPERT | SUPER | XVI | Compact | [Hybrid] | X68030 | 060turbo

2.41. mousespeed

エクスクルーシブマウスモード のときのマウスカーソルの速度を指定します。

設定値 [初期値]

0~[20]~40

2.42. mpu

MPU の種類を指定します。指定がなければ model に従います。

設定値 [初期値]

0 | 3 | 6

2.43. opmoutput

OPM を出力するかどうか指定します。

設定値 [初期値]

[on] | off

2.44. pcminterpolation

ADPCM の補間アルゴリズムを指定します。

設定値 [初期値]

constant | [linear] | hermite

2.45. pcmoscfreq

原発振周波数 を指定します。

設定値 [初期値]

[0] | 1

2.46. pcmoutput

ADPCM を出力するかどうか指定します。

設定値 [初期値]

[on] | off

2.47. prnauto

プリンタ出力を自動保存するかどうか指定します。自動保存するときはされます。自動保存しないときは 1 ページずつファイル名を指定して保存するか保存せずに破棄するか選択できます。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.48. prnpath

プリンタ出力を保存するディレクトリを指定します。

設定値 [初期値]

ディレクトリ名 [printer]

2.49. ratio

MPU の任意の負荷率 (%) を指定します。

設定値 [初期値]

1~[100]

2.50. rejectfloat

Human68k が動作していて FE ファンクション命令 が ON のとき CONFIG.SYS に FLOATn.X が書かれていても組み込まれないようにするかどうか指定します。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.51. rom

ROM 全体 ($00F00000~$00FFFFFF、1MB) のイメージファイルを指定します。実機から吸い出した ROM イメージを丸ごと取り込みます。

設定値 [初期値]

ファイル名

2.52. rom30

X68030 の ROM の拡張部分 ($00FC0000~$00FDFFFF、128KB) のイメージファイルを指定します。ROM30.DAT など。

設定値 [初期値]

ファイル名

2.53. romdb

SRAM のスイッチや OPT.2 キーの押し下げ状態に関係なく ROM デバッガを起動するかどうか指定します。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.54. saveonexit

終了時に設定を保存するかどうか指定します。

設定値 [初期値]

[on] | off

2.55. scN (N=0~15)

SCSI ハードディスク / CD-ROM のイメージファイルを指定します。ファイル名の末尾に :R を付けると書き込み禁止になります。

設定値 [初期値]

ファイル名

2.56. scsiex

拡張 SCSI ボードを取り付けるかどうか指定します。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.57. scsiexrom

拡張 SCSI ROM ($00EA0000~$00EA1FFF、8KB) のイメージファイルを指定します。SCSIEXROM.DAT など。指定がなければリソースから読み込んだ IPLROM30.DAT を使って自動生成するので、通常は指定する必要はありません。

設定値 [初期値]

ファイル名

2.58. scsiinrom

内蔵 SCSI ROM ($00FC0000~$00FC1FFF、8KB) のイメージファイルを指定します。SCSIINROM.DAT など。指定がなければリソースから読み込んだ IPLROM30.DAT を使って自動生成するので、通常は指定する必要はありません。

設定値 [初期値]

ファイル名

2.59. seamless

シームレスマウスモード にするかどうか指定します。

設定値 [初期値]

[on] | off

2.60. sound

音声を出力するかどうか指定します。

設定値 [初期値]

[on] | off

2.61. soundinterpolation

音声出力の補間アルゴリズムを指定します。

設定値 [初期値]

thinning | [linear] | constant-area | linear-area

2.62. sram

SRAM ($00ED0000~$00ED3FFF、16KB) のイメージファイルを指定します。SRAM.DAT など。このファイルは終了時に更新されません。SRAM の内容は終了時に設定ファイルに保存されます。SRAM のイメージファイルの読み書きはメニューで行います。

設定値 [初期値]

ファイル名

2.63. sramdata

SRAM の内容を gzip+base64 で変換した文字列です。終了時に自動的に保存されます。

設定値 [初期値]

[""]

2.64. util

負荷率固定モード にするかどうか指定します。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.65. verbose

冗長表示するかどうか指定します。冗長表示のとき情報がターミナルに出力されます。

設定値 [初期値]

[on] | off

2.66. volume

音量を指定します。

設定値 [初期値]

0~[20]~40

2.67. *open

ウインドウが開いているかどうか。* はウインドウの種類 (下記)。終了時に自動的に保存されます。

設定値 [初期値]

on | [off]

2.68. *rect

ウインドウの位置と大きさ。* はウインドウの種類 (下記)。終了時に自動的に保存されます。

設定値 [初期値]

x,y,width,height [0,0,0,0]

2.69. *stat

ウインドウの状態。* はウインドウの種類 (下記)。終了時に自動的に保存されます。

設定値 [初期値]

iconified | maximized | h-maximized | v-maximized | [normal]

*open、*rect、*stat のウインドウの種類